1.定期券の種類について

低金券の種類は大きく分けて2つ。
- 通勤定期券
- 通学定期券
の2つ。両者では割引率などが異なっています。
2.定期券の価格の違い
通学定期券と通勤定期券、大きく2つあります。その中でも1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月に分けられます。
以下は東京~八王子間をJR中央線で移動した場合の定期券代を参考にしています。
※私鉄の場合は通学定期券の中学生や高校生で値段の差はなく、大人運賃で分類されます。
種類(通学・中学生) | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
価格 | 7590円 | 21630円 | 41010円 |
1ヶ月との差額 | なし | 1140円 | 4530円 |
種類(通学・高校生) | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
価格 | 9760円 | 27810円 | 52730円 |
1ヶ月との差額 | なし | 1470円 | 5830円 |
種類(通学・その他) | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
価格 | 10850円 | 30900円 | 58590円 |
1ヶ月との差額 | なし | 1650円 | 6510円 |
種類(通勤) | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
---|---|---|---|
価格 | 22890円 | 65230円 | 120040円 |
1ヶ月との差額 | なし | 3440円 | 17300円 |
3.定期券は何日以上利用すればお得になるのか。

※分かりやすいように、1ヶ月=30日で計算しています。
通勤定期券(1ヶ月)の場合
きっぷの通常運賃は往復1660円(片道830円)なので、1ヶ月の場合30日で定期券代は22890円。
22890÷1660で14日以上利用すればお得になる。
1ヶ月のうち、休みが8日、出勤日が22日とした場合は一回当たり1040円で乗車できる。
通勤定期券(3ヶ月の場合)
きっぷの通常運賃は往復1660円(片道830円)なので、3ヶ月の場合90日で定期券代は65230円。
65230÷1660で40日以上利用すればお得になる。
3ヶ月のうち、休みが26日、出勤日が64日とした場合は一回当たり1019円で乗車できる。
通勤定期券(6ヶ月の場合)
きっぷの通常運賃は往復1660円(片道830円)なので、6ヶ月の場合180日で定期券代は120040円。
65230÷1660で73日以上利用すればお得になる。
6ヶ月のうち、休みが60日、出勤日が120日とした場合は一回当たり1000円で乗車できる。

通学定期券(高校)(3ヶ月の場合)
きっぷの通常運賃は往復1660円(片道830円)なので、3ヶ月の場合90日で定期券代は27810円。
27810÷1660で17日以上利用すればお得になる。
3ヶ月のうち、休みが20日、乗車日が70日とした場合は一回当たり397円で乗車できる。
通学定期券(高校)(6ヶ月の場合)
きっぷの通常運賃は往復1660円(片道830円)なので、6ヶ月の場合180日で定期券代は52730円。
52730÷1660で32日以上利用すればお得になる。
6ヶ月のうち、休みが60日、乗車日が120日とした場合は一回当たり439円で乗車できる。
通学定期券(中学)(6ヶ月の場合)
きっぷの通常運賃は往復1660円(片道830円)なので、6ヶ月の場合180日で定期券代は41010円。
41010÷1660で25日以上利用すればお得になる。
6ヶ月のうち、休みが60日、乗車日が120日とした場合は一回当たり342円で乗車できる。
通学定期券(その他)(6ヶ月の場合)
きっぷの通常運賃は往復1660円(片道830円)なので、6ヶ月の場合180日で定期券代は58590円。
58590÷1660で36日以上利用すればお得になる。
6ヶ月のうち、休みが60日、乗車日が120日とした場合は一回当たり488円で乗車できる。
4.定期券の有効期限の決まり方
定期券は、1ヶ月定期券の場合、定期券期間の翌月の同日の前日まで。
例えば、4月30日からの定期券を購入した場合、5月29日までとなります。
2月の場合は購入する日によっては、3月1日になってから買うのがおすすめ。
→2月27日に購入した定期券は3月26日までしか使用出来ないので、28日間しか使用出来ません。ちょっぴり損。
運賃等は2024年7月11日時点の情報です。
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