今回は相鉄線がホームドア設置を進めている理由と考察をしていきたいと思います。
1.本題の前に
最近、相鉄線内にホームドアが増えたと感じてきたと思いませんか?
その理由は、相鉄が急ピッチでホームドアの設置を進めているからです。
ではなぜ急ピッチで設置されているのでしょうか。では本題に入りましょう!
2.理由や考察
理由としては、安全対策に積極的な点、東急直通線の影響が考えられます。
相鉄線は昔から安全対策に積極的に取り組んでいました。たとえば、安全装置の増設や転落検知装置などがあげられます。その後、時代の流れにより、首都圏や関西圏では新たな安全対策として「ホームドア」の設置が増えました。ちなみに東急線は現在はホームドア設置率100%です。
このような事情により、相鉄線もホームドアを設置する流れになったんだと思われます。最初に相鉄のメインターミナルである”横浜駅”に相鉄最初のホームドアが設置されました。また、2017年には公式で2022年末までに全駅設置目標だと発表しています。
理由その2は、JRや東急直通線が関係していると思われます。東急直通線の現在予定されている開業予定時期は2023年ですが、数年前まで2019年開業と言われていました、しかし重なる開業延期で現在の「2023年開業」になったのです。それも見越されてか、2017年にホームドアを全駅2022年末までに設置すると発表したのだと思われます。しかも、本線がいずみの線よりも先に設置されたのも、相鉄線内の直通先として優先度が高かったからだと思われます。
また、相鉄線では、近年イメージチェンジが行われており、駅の改装や車体の塗装変更、車内の内装変更など、相鉄線はかなり直通に力を入れていると言ってもいいでしょう。このホームドアの設置二関してイメージ向上などの期待があると思われます。
現在横浜ネイビーブルーの塗装(新塗装)が存在する車両
8000系、9000系、10000系、12000系、20000系、21000系などがあります。このように、新型車両は新塗装で製造されており、今からしたら相鉄古参勢の車両も次々に車両改装が行われているため、元々の塗装の車両がいなくなるのも時間の問題と考えた方がいいでしょう。
最後に
このプロジェクトで相鉄線は「レトロ」や「オリジナル感」から遠ざかっている感じがします。一昔前までは相鉄線では、車内に鏡があるなどオリジナル感がありましたが、近年はJRに似せた車両を取り入れるなど風変わりを見せています。今後もこのプロジェクトに注目です!
トップ画像(アイキャッチ画像):相鉄公式ページより