今更ですが、よくくらべられる本厚木駅と海老名駅。今では海老名駅が10年前と比べたら見事な発展を遂げています。
今回は「本厚木駅と海老名駅どうなるのか」について考えていきたいと思います。
まず本厚木駅は”厚木市”、海老名駅は”海老名市”にあり、どちらも市の中心部に位置しており、市の代表駅です。
海老名駅は急行停車駅だと相模大野駅、本厚木駅のの隣の駅です。本厚木駅はよく小田急線の行き先で見る方もいると思います。海老名駅と本厚木駅はどちらも特急停車駅となっています。
厚木市と海老名市の比較
人口で比較すると厚木市が22万人、海老名市が14万人となっており、人口では厚木市が勝っています。厚木市は近年住みたい街ランキングの上位にランクインしており、住みやすい街と言えます。また、企業数で比較しても、厚木市が比較にならないぐらい多くなっています。ですが、大型ショッピングセンターなどで比較すると、海老名駅は周辺に「ららぽーと」や「ViNAWARK」などが点在しており買い物には便利な街と言えます。

交通で比較すると主要な道路のほとんどは、厚木市を多く通っています。しかし、鉄道で比べると、厚木市は2駅、海老名市は6駅あります。また、海老名市はJR、小田急、相鉄が通っており、鉄道の面では海老名市が有利と言えます。
駅利用者の比較
路線 | 本厚木 | 海老名 |
---|---|---|
小田急小田原線 | 102464 | 109773 |
相鉄本線 | なし | 84879 |
相模線 | なし | 28254 |
海老名駅の合計利用者は200000人超えと小田急の町田駅と同じ規模の駅になります。
本厚木駅は大手私鉄(地下鉄除く)の乗換駅ではない駅で最も利用者がいる駅となっています。
例年より新型肺炎の影響で落ち込んでいますが、海老名駅は回復を見せています。ですが、本厚木駅は企業の通勤客が利用者の多くを占めていたため回復が鈍くなっています。
本厚木駅と海老名駅の開発状況
本厚木は、”宿場町”として栄えてきた過去があります。そのため、高さが低い建物が多い、周辺の土地が余っていないなどの理由があり、ショッピングモールなどを建てられる状況ではありませんでしたが、今、本厚木では東口の再開発が進んでおり、バスセンター横の大規模駐輪場が撤去されるなど本格的にスタートしています。
海老名市は、すでにマンションなど、新しい建物が建ち並んでおり、開発の勢いがなくなってきたと思いますが、小田急の「ロマンスカーミュージアム」の開館、本社機能を海老名市に分散など、魅力的な街になっています。

今後は?
今後は厚木市、海老名市共に発展していくと思いますが、2030年頃までにはピークを迎え人口減少になると思います。海老名市は今後の相鉄東急直通線の開業後に期待したいと思います。